複合過去とは。要するに二語で作られるので複合過去と呼ぶ。
<助詞+過去分詞>の二語で作られるのが複合過去。
☆(助動詞)avoir(の現在活用形)+過去分詞
(全ての他動詞と大半の自動詞がこの形になる)
Marie regarde la télé sa chambre.→直説法現在形
(マリーは部屋でテレビを見る。)
Marie a regardé la télé dans sa chambre.→直説法複合過去
(マリーは部屋でテレビを見た。)
☆(助動詞)être(の活用形)+過去分詞
(往来到着・昇降・生死の意味を表す自動詞ならびに、全ての代名動詞がこの形になる)
Je suis arrivée à temps. 間に合った。
・主語の性と数によって過去分詞の後にeやesが着く。
Ils sont arrivés à temps. 彼らは時間に間に合って着いた
Elles sont arivées à temps. 彼女たちは時間に間に合って着いた。
(avoirを用いる複合過去にはこのルールはない)
☆代名動詞の複合過去
代名動詞の複合過去はêtreを用いる。
例えばse coucher「寝る」は
現在形 je me couche 複合過去形 je me suis couché(e)
フランス語で普通に過去形として用いられるのは今では複合過去が殆どで、単純過去は書き言葉でしか用いられないらしい。
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