原作のホビットの冒険は以前にも通して読んでいたのですが、映画公開を機に新たに読み返してみました。原書で読んでみたい気もしますがとりあえずは日本語訳、岩波少年文庫版。
ワシの王が出て来たあたり(6 一難去ってまた一難)まで読みました。
原作だとドーリが、ビルボを担ぐ係としてかなり目立っているんですね。
ビルボのお母さんはトゥック家のさん美人姉妹の一人ベラドンナ・トゥック。ビルボの父バンゴは彼女のために大分お金を遣って、贅沢なホビット穴を作ったとか。
ドワーフ達の楽器担当はキーリとフィーリが小さなヴァイオリン、ドーリとノーリとオーリが笛、ボンブールは太鼓、ビフールとボフールはクラリネット、ドワーリンとバーリンは大きなヴィオラ、トーリンが金のハープ。
原作ではスマウグのエレボール襲撃の際、トーリンは遠出していたので無事だったそうな。それでスロールとスラインは秘密の抜け穴を通って脱出してきたのですがトーリンにはその場所が分からずじまい。
原作では一行がエルロンドの館に滞在したのは14日。映画だと一晩で去った印象でしたが結構長居していたらしい。エルフ達の夏至の祭りを見た翌日に出発。