スランドゥイルやレゴラスについて、自分なりに解釈した設定をまとめてみます。
まずスランドゥイルの妻(レゴラスの母)は緑森大森林出身のシルヴァン・エルフだと思っています。そして蜘蛛との戦いで戦死したのかなと。バーリンが蜘蛛をペットですかと訊いた時のスランドゥイルの怒りが印象的だったので、蜘蛛にはよほどの恨みがあるのではないかと考えています。
作中であまりにも触れられていないので、スランドゥイルの妻は亡くなっていると考えた方がしっくりいくんですよね。
レゴラスが森の民である事にこだわりを持っていて、洞窟はあまり好きでなさそうなところから、母親は森で生まれ育ったシルヴァン・エルフと考えるのが自然かなと。
シルヴァンエルフだとするとスランドゥイルの妻はケレブリアンのように西に渡ったと言うよりは、亡くなってマンドス行きという方が自然に思えます。
第二紀終わりの戦いでオロフェアが戦死して、スランドゥイルが結婚したのは第三紀になって間もなくだと思っています。で、レゴラスが生まれた時期はエルロンドの双子息子よりは早いイメージ。もしかすると幼いレゴラスがエルロンドとケレブリアンの結婚式に参列していたかもしれない。
レゴラスは一人っ子のイメージかなあ、単純に。危険な旅の仲間に加わるくらいだから他に跡継ぎがいた可能性もありますが、その辺あまり気にしない一族なので一人っ子でも平気で旅に出しちゃうのかもしれない。
オロフェアについてはドリアス時代に結婚していたのかな?と思っていますが妻の種族については謎。ナンドールエルフとかその辺かもしれない。オロフェアの妻はドワーフの襲撃やフェアノールの息子達の襲撃で亡くなったという可能性もあるかな。しかし母の仇だとするとスランドゥイルのドワーフへの恨みはあんなものじゃ済まないようにも思うので、亡くなっていたとしてもドワーフの襲撃で亡くなった訳ではないのかも。フェアノール家の襲撃で妻が命を落としていたならオロフェアがノルドールを嫌うのも分かりますが、それもやっぱり重すぎるような。
第一紀は皆色々大変だったので、難民生活が大変で命を落としたとか、いろいろ考えられますね。まぁオロフェアが第二紀末まで生きているので、妻もその頃まで存命でもいいかもしれないです。オロフェアの死後に息子と別れて西に向かったという可能性も。
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