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アガートラーム

指輪物語(ホビットの冒険、シルマリルの物語)とその世界、人物についての萌え語りブログです。原作や映画の感想の他、二次創作的妄想な話題を含む予定。

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Twiterに上げた落書き(2015/12/21まで)


フィナルフィン家は大体こんな感じでイメージ。



トゥーリンとニエノール漫画。ニエノールが案外力持ちだったら楽しいです。



アイグノールとアンドレス。難しい。



テルハールを2タイプ描いてみた図。



ヒムラド時代の、ケレゴルムとクルフィンとフアンとケレブリンボール。



ラライス(姉)とニエノール(妹)。


モルウェン・エレズウェン落書き。


モルウェンの従姉妹のリーアン。フオルの妻、トゥオルの母。


ハラディン族のハレス姫落書き。あくまで草案なのでそのうち変わるかも。


エメルディア。バラヒアの妻、ベレンの母。個人的に、ディオルの髪の色は彼女由来だと思っています。
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アイグノールとアンドレスについて

HoME10に載っている、『ATHRABETH FINROD AH ANDRETH』の中で言及されている、人間の女性アンドレスとフィンロドの弟アイグノールの恋物語。
作中ではエルフ女性と人間の男性のカップルは沢山でてきますが逆はこの一例しかないのですごーく貴重です。フィンロドがベレンとルーシエンのために尽力したのは弟アイグノールの結ばれない恋の件への思い入れもあっての事だったようですので、もしかしたらアイグノールとアンドレスが結ばれていれば中つ国のその後の歴史も色々と変わってきたのかもしれない。
数少ないエルフ男性×人間女性のカップルですし是非描きたい!と思っていたのですがなかなかイメージが固まらず。
アンドレスは賢く、人間の伝承によく通じた女性で、エルダールからもSaelindすなわちWise-heartと呼ばれていたそうです。アンドレスはベオル家の女性で父祖ベオルの玄孫にあたります。アンドレスのきょうだいのブレゴールの息子が隻手ベレンの父バラヒア。つまりアンドレスはベレンからみたら大おばという事になりますね。ここの家系図ではベオル家とハドル家との姻戚関係についても言及され、ハドル・ローリンドルの姉(または妹)アダネルが、父祖ベオルの次男ベレンの孫ブレミアと結婚しています。このアダネルもまた賢者と目された女性であり、アンドレスは幼少時にブレミアの家に住み、アダネルからマラハ族とベオル族の伝承について学びました。
フィンロドはよくアンドレスの元を訪れ、彼女から得られる知識を重要なものと考えていたらしいとか。つまりアンドレスは相当に賢く、しっかりした好奇心と向学心に溢れる女性だったと考えられる訳ですね。そうするとそういう女性を選んだアイグノールの人物像もおのずと定まってくるような。
フィンロドによればアイグノールは彼女への愛を貫き、もはや如何なる同族の女性の手を取る事もないだろうと。そうして後に彼はベレリアンド第四の会戦ダゴール・ブラゴルラハにて命尽きるのです。結ばれなかったただ一度の恋に殉じ、エルダールにしてはあまりにも短いその命を燃やし尽くした生き様という事になるのでしょうか。
ブラゴルラハではハドル・ローリンドルも、アンドレスの甥バラヒアも討死していますが、女性陣はバラヒアの妻エメルディアに率いられて避難したりしていますから、アンドレスもこの段階ではまだ生き延びた可能性が高いと思われるのですが、「おそらくこの時に亡くなっただろう」と書かれていますね。アイグノールの戦死の報を聞いて避難を諦めた……というような形なのでしょうか。
アイグノールはフィナルフィンの息子達の中で言うと一番年下、妹のガラドリエルを除けばほぼ末っ子といってもいいような立場。兄達からは結構可愛がられていたのかもしれないですね。HoME12の『The Shibboleth of Fëanor 』によれば、アイグノールの名前は父名がAmbaráto(シンダリンにするとAmrod)、母名が(Fell Fireを意味する)Aicanárであり、彼自身は似た名前のアングロドと区別する意味もあってか、父名よりも母名の方で呼ばれるのを好んだらしいとか。この母名は予言的な命名であり、彼は非常に勇敢でその目は戦いに際しては怒りで炎のように燃えていた。そして彼の髪は他のきょうだい達同様に金色であったが硬い髪質であり(?)、まるで炎のように立ち上がっていたらしいとか……どんな髪形だったのでしょう?
こういった記述を見るとアイグノールは割と熱血というか真っ直ぐなタイプで、どちらかというと素直で子供っぽい感じかなーと思いました。そしてわざわざアングロドと区別するために母名を好んだという辺り、すぐ上の兄アングロドとはワンセットな感じで仲良しだったのかも?と。
(フィナルフィンは妻の一族の言葉であるテレリ語を好み、フィンロドとアングロドの父名もテレリ語で付けたらしいです。)
きょうだいの中でも末っ子に近くて割と素直な真っ直ぐキャラのアイグノール。賢者のアンドレス。こう考えていくと、何となく二人の人物像や関係性が固まってくるような。アイグノールの方が子供っぽくて、アンドレスの方がしっかりしてたらいいなぁ。
そして考えてみるとアイグノールとアンドレス、そしてアングロドは、映画版ホビットのキーリとタウリエルとフィーリを連想させるかもしれない。アイグノールはキーリ要素(異種族に恋するが伯父に仕えて戦って死ぬ)とタウリエル要素(不死のエルフ)が混ざった感じかな。アングロドとアイグノールのセットになってる感がフィーリとキーリっぽいし。自分の中では何となくそんな感じでイメージしています。
アイグノールの記述は少ないけれど、同族の美女を選び放題の立場にも関わらず人間の女性を選んだって時点で絶対に凄く良い人ですよ!!

オロドレスとかギル=ガラドとかその周辺について

海外では、クリストファーさん編纂のシルマリルの設定よりも、The History of Middle-Earthの設定を採用している人が多いらしいです。その12巻、The Peoples of Middle-EarthのThe Shibboleth of Fëanorによれば、オロドレスはフィナルフィンの三男アングロドの息子であり(シルマリルではオロドレスはフィナルフィンの次男)、最後の上級王ギル=ガラドはそのオロドレスの息子なのです。つまりオロドレスとギル=ガラドは編纂版シルマリルよりも世代が一つ下る。
より後期の設定であるという意味で、こちらの設定を採用した方が本来は正しいのかもしれませんがでもその場合、The Peoples of Middle-Earthにある最新の設定だとケレブリンボールはノルドではなくテレリなんですよね。つまり、ギル=ガラドがオロドレスの息子の設定とケレブリンボールがクルフィンの息子の設定は両立しないと思います。クリストファーさんがシルマリルでケレブリンボールについては「クルフィンの息子であり、父と袂を分かちナルゴスロンドに留まった」としたのは指輪物語にてフェアノールの子孫であるとはっきり描かれてしまっている以上そこは動かせないと判断したゆえだと思いますが。クリストファーさんは指輪物語やホビットではっきり描かれた設定と矛盾するものは、たとえ最新の設定であってもシルマリルに取り入れない方向でいったのではないでしょうか。
そう考えていくと私もやはり、ギル=ガラドはオロドレスの息子には出来ないしオロドレスはアングロドの息子にはできないなと思います。勿論読む分にはナルゴスロンドでフィンドゥイラスと姉弟として育つギル=ガラドやケレブリンボールに懐くギル=ガラドも微笑ましくて楽しいのですが、自分ではその設定では描かないだろうなと。
ギル=ガラドにはフェラグンドの息子という設定もあったりしますね。これについてもシルマリルでは採用しなかったようですが。フィンロドは恋人のアマリエと別れ最初の生では生涯独り身、ヴァリノールで復活し再会し結ばれるという方がストーリーとして綺麗ですしね。

私は一応、ギル=ガラドはフィンゴンの息子としています。そして父親がフィンゴンであれオロドレスであれフィンロドであれ、彼はエルフ三種族全ての血を引いている必要があると思うので(そうでなければ最後の上級王として中つ国エルフの支持を集める事はできなかったと思う)、母親はおそらくシンダールだと思います。フィンロドやオロドレスの息子の場合、エアルウェンを通してテレリの血を引いていますけどね。でもやはり中つ国のシンダールとはまた別なような。
オロドレスはナルゴスロンドの二代目の王、ギル=ガラドは中つ国最後の上級王という設定がそれぞれ重要であり、彼らの出自自体にはあまり大きな意味はないのだろうとは思います。それならばより矛盾の少ない設定を採用した方が自然かなと思います。

Twitterに上げた落書き(2015/12/10まで)


イドリルとケレブリンボール。外見は違いますがどちらも名前に銀がつくのでどことなく似た雰囲気があるんじゃないかと。
Idril and Celebrimbor.


トゥアゴンとマイグリン。作中には伯父と甥の関係って多いですよね。
Turgon and Maeglin.


ベレグオストのドワーフ王アザガール。習作なのでそのうち変わるかも。
Azaghâl


石兜のトーリン想像図。
Thorin Stonehelm.


トゥーリンとニエノール。
Túrin and Nienor


ディオル(とエルウィング)。どちらかというとHoME2の彼っぽい。
Dior Eluchíl and Elwing


アングロドとアイグノール。
Angrod and Aegnor.


テレリ三兄弟。エルウェとオルウェとエルモ。
Elwë,Olwë, Elmo.


映画二部の雑巾服のトーリン。



オルウェ落書き。

フーリンの子ら



トゥーリンとラライスとニエノール。
『The Children of Hurin』って、要はこの三人の事ですよねっていう。そして三人とも子孫を残さず、ハドル家の直系はそこで絶えるのです(トゥオルの方からエアレンディルへと続いていきますが)。
トゥーリンとニエノール(ニーニエル)のカップル、結構好きなんですよー。たとえグラウルングによって狂わされた運命であっても、二人が出会い愛し合った気持ちは本当だと思いたいです。
ラライスとニエノールはラライスの方が姉なのに享年の違いから外見年齢差がついている所が好きです。

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主にエルフとドワーフのコンビに萌えています。でもみんな好き。

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