忍者ブログ

アガートラーム

指輪物語(ホビットの冒険、シルマリルの物語)とその世界、人物についての萌え語りブログです。原作や映画の感想の他、二次創作的妄想な話題を含む予定。

第一紀終盤のケレブリンボールの針の莚生活

ケレブリンボールに関しては普段は落ち着いているけれど好きな気持ちはいつも頭の何処かにあって、それが時折抑えきれなくなって堪らなくなるのです。
なので、同じ事を何度も書いているような気がしますが自分の気持ちを落ち着かせるためにやはりまた書いてしまいます。

返す返すも第一紀終盤のケレブリンボールは針の莚ですよねー……。本当に、考えるだに心が痛いです。
第一紀末のケレブリンボールはおそらく、最終的には他のエルフの生存者達と同様難民としてシリオンの河口にいたと思われます。そこでもきっと他のエルフ達からは冷たい目で見られていたんだろうなと。特にドリアスの生存者の中には襲撃者としてのクルフィンを直接見た者もいたでしょうし。ますます立場は厳しい。ケレブリンボールの見た目はクルフィン・フェアノールに瓜二つで想像していますので、そうするとそれこそ見ただけで避けられる憂き目に遭っていたんじゃないかなと言う。
せっかく父と袂を分かって正しき道を進んだ筈なのに、なんでフェアノールの孫がこんな所にいるんだあっち行けとか言われちゃうんですよきっと。
特に生き地獄だったろうと思われるのはシリオンでの、第三の同族殺しの際です。この時にはもうケレブリンボールの父クルフィンは死んでいてこの世にいないのですが、それでもフェアノール家による最後の、そして最も悲惨だと語られる同族殺害のその衝撃は、ケレブリンボールにとってはきっととても大きなものだったのだろうと思っています。いっそ、その時に死んでしまいたいくらいだったに違いないと。
考えれば考える程本当に可哀相で、でもそこが好き。どう考えても針の莚だよー、辛いよ、悲しいよー。同族から虐げられるケレブリンボールって、可哀相だけど実に好きです。普通に受け入れられるのはどうにも違和感が。こんなにこんなに大好きなのに、幸せな様子が思い描けないのは何故なのか……同族から虐げられていないケレブリンボールなんてケレブリンボールじゃないと思ってしまうのは。
ナルゴスロンドで父と袂を分かってからのケレブリンボールは本当に不幸のどん底続きだったと思います。第二紀のリンドンでは少しは落ち着いたかもしれませんがそこにも真の平安はなかったと。
ケレブリンボールにはクルフィンの息子設定の他にゴンドリンの職人設定やダイロンの子孫設定もありますが、いっそのことそれらを全部まとめてみても面白いかもと思いました。ダイロンの子孫だった場合ドリアスにいた可能性が高く、クルフィンの息子設定の場合ナルゴスロンドにいたのは確定なので。そうするとナルゴスロンド、ドリアス、ゴンドリンというベレリアンドのエルフ三大都市に全て滞在していた可能性も生まれますね。面白いかもしれない(ナルゴスロンドとゴンドリンだけならともかくドリアスはさすがに無茶だとは思いますが)。
ナルゴスロンド→ドリアス→ゴンドリンと移動していたら面白いなと思います。ドリアスを去ったのはフェアノール家による襲撃よりは前かなー。有り得るとしたらシンゴルの死の前後でしょうか、ドワーフとの争うことに耐えられずその地を去ったとか。

第一紀終盤の年表を辿ってみると、ケレゴルムとクルフィンがナルゴスロンドを追放されたのが468年(この時にケレブリンボールはナルゴスロンドに残る)。ベレリアンド第五の合戦であるニアナイス・アルノイディアドが473年(ナルゴスロンドからはグウィンドールら僅かな者のみが参戦)。トゥムハラドの戦いとナルゴスロンドの滅亡が495年。フーリンがドリアスにナウグラミーアを持って行ったのが500年。シンゴルがノグロドのドワーフに殺されたのが502年。フェアノール家による襲撃でドリアスが完全に滅亡したのが505年。ゴンドリンの陥落が510年。ナルゴスロンドの滅亡からシンゴルの死の間に何年かありますね。効率よく移動すれば父や伯父達と鉢合わせすることなくナルゴスロンド→ドリアス→ゴンドリンの移動は可能……かも?
PR

Twitterに上げた落書き(2016/11/1まで)


トールキンワンドロに描いた絵。お題は「フィーリ・キーリ」
Fíli and Kíli.


トールキンワンドロに描いた絵。お題は「ガラドリエル」「ふわふわ」
Galadriel and Gimli


手癖でドワーフを描いてみる。ナルヴィちゃん。
Narvi


トールキンワンドロに描いた絵。お題は「ウルクハイ」
Uruk-hai


トールキンワンドロに描いた絵。お題は「終わらざりし物語」より、タル=アンカリメ。羊飼いの王女。
Tar-Ancalimë


トールキンワンドロに描いた絵。お題は書き残したお題で、「エダイン」。ハレス、アンドレス、モルウェン、ニエノールです。半エルフの家系に繋がらない人々というのが裏テーマでした。
Haleth, Andreth, Morwen, Nienor.


トールキンワンドロに描いた絵。お題は「親子」。クルフィンとケレブリンボール。一緒にいても別々の事をやっていて、でもそれなりに上手く行っているというイメージ。
Curufin and Celebrimbor.


何となく出来心で描いた闇森親子ネタ。スランドゥイルは放任主義な父親のイメージ。
Thranduil


オロドレスの息子設定のギル=ガラド。
Gil-Galad:Son of Orodreth


上のギル=ガラドと対になる、テレリ設定のケレブリンボール。
Celebrimbor:Teleri

メレス・アデアサド漫画



Mereth Aderthad
何となく出来心で描いてしまったメレス・アデアサド漫画。
夜だったような気もしますが宴の開始前に集まったということで。
小さい頃のケレブリンボールが見た目はクルフィンウェ似なのに中身は素直で可愛い良い子なので皆驚いていたら楽しいのに、と思います。

メレス・アデアサドは第1紀20年で、まだノルドールの間にシンダリンが浸透していないのかなと思い固有名詞には悩みます。
最初のコマ…フィンゴルフィンとトゥアゴン
二番目のコマ…フィンゴルフィン家とフィナルフィン家の面々、とマグロール
三番目のコマ…ケレブリンボールとマグロール
四番目のコマ…フィンゴンとオロドレスとアイグノールとフィンロド
です。

Twitterに上げた落書き(2016/8/20まで?)


トールキンワンドロ第1回で描きました。「ホビット」「夏」「はじまり」
Sméagol and Déagol.


トールキンワンドロ。「ボンブール」
Bombur


インディスの娘達。フィンディスとラルウェン。
Lalwen and Findis.


トールキンワンドロ。「裂け谷」
Rivendell


山の日記念。オロドレスさん。
Orodreth


トールキンワンドロ。「銀」でケレブリンボール。
Celebrimbor


トールキンワンドロ。「イスタリ」
Gandalf, Saruman, Radagast.


トールキンワンドロ。「ドワーフ」
Dwarves


エオウィンを描く練習。
Éowyn


トールキンワンドロ。「トゥーリン・トゥランバール」「思い出」。トゥーリンとネルラス。
Túrin and Nellas.

末期ヌメノールについて

いつどうして好きになったのかは忘れてしまいましたが、末期ヌメノールが好きです。特に最後のヌメノール王アル=ファラゾーンとその周辺の人々が好き。
第25代目にして、最後のヌメノール王アル=ファラゾーン。私はこの人物が何故かとても好きです。彼は本来王位を継ぐ立場ではありませんでした。祖父アル=ギミルゾールにはインジラドゥーンとギミルカードという二人の息子がいて、ギミルゾールはファラゾーンの父である次男ギミルカードの方を可愛がったのですが、結局は法に則り長男であるインジラドゥーンが王位を継ぎました。王位についたインジラドゥーンはクウェンヤ名のタル=パランティアを名乗り、退廃したヌメノールを改めようとしました。本来ならばタル=パランティアの娘ミーリエルが父の跡を継ぐ予定だったのですが、従弟であるファラゾーンが法に反し彼女を無理矢理妻とし王となったという流れです。
このファラゾーンは中つ国への遠征を行い略奪した富をヌメノールに持ち帰るなどかなりめちゃくちゃを行っていた人物でしたが、彼の即位が支持されたのはそれがヌメノールの民意の表れでもあったのでしょう。
アカルラベースには、アル=ファラゾーンは若い頃、アンドゥーニエ最後の領主アマンディルと親しかったとの記述があります。つまりファラゾーンは元から強欲で尊大な人物だった訳ではなく、以前はそうでなかったらしいのです。ファラゾーンは彼の祖母インジルベースを通してアンドゥーニエ領主家と血縁があり、アマンディルはかの丈高きエレンディルの父親です。エレンディルの生年はファラゾーンより1年遅いだけの年の違いなので、アマンディルとファラゾーンは友人というより親子に近いような関係だったのかもしれない、と想像する事もできると思います。
草稿集であるHoMEの12巻The Peoples of Middle-earthには指輪物語追補編の初期版が収められています。その中にはヌメノールに関する記述もあります。何とそこにはアル=ファラゾーンとタル=ミーリエルの物語の初期版があり、そこではミーリエルは最初はアマンディルの兄または弟のエレンティアと婚約していたという記述があります(アマンディルのきょうだいならばミーリエルよりも大分年上になってしまいそうなのですが、この時は年齢設定が違ったのかもしれません)。当初エレンティアと婚約していたにも関わらずファラゾーンに惹かれ彼と結婚したと……そういう草案もあったようなのです。ここでは若年期のファラゾーンは初代王(エルロス?)を思わせるような力と美を持っていて、古のエダインと違ってはいなかったとあります。そんな若ファラゾーンが、父ギミルカードの助言と民からの歓心により堕落していったとの事ですが……実に興味深いです。
HoME12の記述によればタル=ミーリエルは美しく、小柄で、輝く目を持ち、技に優れていたとあります。ファラゾーンよりも1歳年上でしたが若く見えたらしいです。この記述はどことなく、ノルドール・エルフの王フィンウェの最初の妻であるミーリエル・セリンデ(フェアノールの母)を思い起こさせると思いました。同じミーリエルという名を持つからそう思うのでしょうか。そしてアンドゥーニエ領主家の祖となった王女の名はシルマリエン(おそらく由来はシルマリル)。フェアノールが作った宝石から、フェアノールの母へと歴史を遡るかのようなネーミングが面白いです。
クウェンヤ名タル=カリオンはアドゥナイク名アル=ファラゾーンの直訳ではなく、その意味は『光の息子』だと知った時は感銘を受けました。彼はもしかしたら、祖父や父に逆らい伯父と同じ道を進みヌメノールの歴史を正す中興の祖となったのかもしれない。そんな予感を覚えるような名前でした。
なお、HoME5にもヌメノールの没落についての物語があり、それは後々のものとは大分違うのですが、そこにもTar-Kalionという名のヌメノール王は出てきます。タル=カリオンという名の王が最後の王のヌメノール王であったという構想は初期からのもののようです。妃の名はTar-Ilienでした。

第二紀はその資料の少なさゆえに暗黒時代と呼ばれます。ですが私には第二紀は、時代的にはもっと後である第三紀以上に現代世界に近しいものを感じます。第二紀の歴史が欲望のために身を持ち崩した人々の歴史であるためでしょうか。科学技術が発達した資本主義経済を生きる20世紀以降の地球に近いものを感じます。

Tolkien Writing Dayに参加しました。
http://bagend.me/writing-day/

カレンダー

10 2017/11 12
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30

フリーエリア

最新コメント

最新トラックバック

プロフィール

HN:
たう
性別:
非公開
自己紹介:
主にエルフとドワーフのコンビに萌えています。でもみんな好き。

バーコード

ブログ内検索

P R