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アガートラーム

指輪物語(ホビットの冒険、シルマリルの物語)とその世界、人物についての萌え語りブログです。原作や映画の感想の他、二次創作的妄想な話題を含む予定。

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Twitterに上げた落書き(2017/7/30まで)


フェアノールとケレブリンボールinマンドス。


フェアノールと、赤子ケレブリンボール。


ドレンギストの船焼きの時のクルフィン。


追跡トリオ。とっても落書き。


トールキンワンドロで描いたギムリ。


トールキンワンドロ、お題『クルフィン』。ケレブリンボールにアングリストを見せるクルフィンの図。


トールキンワンドロ、お題『ノーリ』『星』。


海の日で描いたレゴラスとギムリの落書き。


トールキンワンドロのお題が『ナルヴィ』だったけれど間に合わなかった落書き。


上に同じ。


上に同じ。
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リンドン主従

ギル=ガラドとエルロンドの二人は個人的にリンドン主従と呼んでしまうのですが、実際には主従というよりも上司部下というか先輩後輩というか、とにかくもっと可変的で対等な関係っぽいイメージ。
あくまで個人的な妄想なのですが、この二人はどちらも名前に銀のつく人に夢中だよ!というイメージで。第二紀のエルロンドはエレギオンを巡るギル=ガラドの政策に対して、不満に思っていた部分もあるんじゃないかなーと思っています。だって本来上級王の立場ならばリンドンからサウロンを締め出すだけでなく、エレギオンについても命令し言い聞かせる事が出来た筈ですから。でも彼はそうしなかった。その結果力の指輪が作られ、第三紀まで続く指輪戦争の発端となる訳です。ギル=ガラドはケレブリンボールを止められた筈なのに、そうしなかった。それは何故でしょう。政治的判断かもしれないし、惚れた弱みもあったのかもしれない。でもエルロンドとしてはそういう上級王の判断に苛立つ事もあったかもしれないと思っています。エルロンドはフェアノールの息子の上二人に育てられたけれど、その時にはエルロンドはまだ幼く、彼らが罪を犯すに至った背景を詳細に理解していたとは考えにくいのです。そしてケレブリンボールの複雑な立場と、それに対するギル=ガラドの感情も。第二紀のエルロンドは未だ若く、正しい事をただそのままに成せばいいと、そう考えていたのではないかなと思います。いや妄想なのですが。
エルロンドはケレブリンボールとは疎遠かなーと思うのは、指輪物語のエルロンドの会議での名前の出し方がそっけないからでもありますが(でも他の登場人物に対してもそうかも)。マグロールに育てられたエルロンドはその親族であるケレブリンボールに対し微妙な心情を抱いていたのかもしれない。エレギオン包囲戦の時にエルロンドは現地司令官として派遣された訳ですが、内心では「見捨てればいいのに」くらいに思っていたのでは。
でもそんなエルロンドも第三紀になりケレブリアンと結婚し、そして彼女が傷を負い西に渡ることになりかつての上級王の気持ちが理解できるようになったのではないかと考えています。勿論ケレブリアンとケレブリンボールとでは全く状況が異なりますが。愛する者を救えなかったという気持ち。他者から賢者と讃えられようとも、常に最良の選択肢を選べる訳ではないという事実。

ヴィルヤについて



ギル=ガラドとケレブリンボール。相変わらず碌なネタを描かない自分。
自分の中でこの二人の関係は何処まで行っても上級王の片想いです。
現実世界でのサファイアという宝石に関する歴史とか伝承とかを色々見ていると、何故エルフの三つの指輪の中で最強のヴィルヤをサファイアにしたのか分かるような気も。
そういえば指輪物語の初版の表紙ではトールキン教授自身の手による、一つの指輪が三つの指輪で囲まれているような絵が載っていたようですね。こういう点を考えると、『指輪物語』という邦訳の素晴らしさを感じます。

対ギル=ガラド(エレイニオン)の口調は敬語です。敬語!!敬語ラヴ!!!

Gil-Galad and Celebrimbor.

ディーアハヴェルについて

そういえば、漫画を描いた割にはあらためて語っていなかったような。
ナルン・イ・ヒーン・フーリンの作者、ハドル族の詩人ディーアハヴェル(Dírhavel、Dírhaval)について。
気になるんですよねーこの人。HoME11巻の311~315Pによれば、ベレリアンドのエルフや人間、あらゆる場所から来る情報を集めナルン・イ・ヒーン・フーリンを作り上げたらしい。そしてシリオンでの、フェアノールの息子達による襲撃によって命を落とします。彼の作った物語はエルフからも高く評価され、後のヌメノールにも伝わったらしいとか。
個人的に、何故この人が気になるかと言えば、その情熱は一体何処からきたのだろうかという疑問からです。だって第一紀終盤のベレリアンドと言えば、エダインもエルフも定住の地を失い生き延びるのにすら苦労していただろう時代です。シリオンの港でのエアレンディルの統治時代は多少落ち着いてはいたでしょうが、それでも人に寿命がある事を考えれば生存に直接関係のない事にここまで熱心になれるだろうか、と。
ディーアハヴェルは様々な人達に取材し情報を収集したという。これはベレンやトゥオル、エアレンディルに関する英雄譚とはまた違っているように思えます。事実をなるべく正確に、偏らないように残そうという姿勢がそこにはあったのではないでしょうか。ディーアハヴェルが取材した中にネルラス(トゥーリンと面識がありながら死亡が確認されていない数少ない人物)もいればいいのにな、と思います。
何故彼がこんなに熱心だったかという一つの仮説として、私はディーアハヴェルもまた(フーリンと同様に)妻子を失っているのではないかと想像しました。家族がいた場合生存に不可欠な事柄に時間を割いていたのではないかと思うからです。フーリンの子らの物語はトゥーリンの死では終わらずフーリンが身を投げるまで続き、さらには息子達を失ったミームというドワーフも登場します。ここに何らかの、(出来事そのものは事実であっても)ディーアハヴェル自身の心情が反映されてはいないかと思うのです。
シルマリルリオンに含まれる、四人の英雄の物語。トゥーリン以外の三人はベレン・トゥオル・エアレンディルでしょう。この三者はエルロスとエルロンドを通してヌメノール王家やアンドゥーニエ領主家、テルコンタール朝に繋がる。どうにもトゥーリンだけが異質です。
ナルン・イ・ヒーン・フーリンは敗者の物語です。トゥーリンは巨竜グラウルングを倒し、伝承によればやがてモルゴスを倒すとすら言われているけれど、それでも彼の人生は悲運のうちに幕を閉じました。フーリン・モルウェン・ラライス・ニエノールについても同様。何らかの救いはあったとしても、やはり悲しい物語です。このような異質な物語が何故好まれ語り継がれたのか。それはやはり人々が、ベレンやトゥオルのような華々しい英雄の活躍の影に忘れ去れた名もなき人々が、共感する要素があったからではないかと思うのですが。
ディーアハヴェルとペンゴロズには交流があったようですが、個人的には親友と呼べるほどではなくある程度距離を置いた付き合いだったイメージですねー。ペンゴロズはどちらかというと体制側の人というイメージですから。名もなき者達に寄り添うディーアハヴェルの方としては、立場の違いを認識していたのではないかと。

キャンブリックのシャツ(エレイニオンとケレブリンボール漫画)

第一紀終盤、バラール島での妄想漫画。エレイニオンとケレブリンボールとちょっとキアダンです。


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