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アガートラーム

指輪物語(ホビットの冒険、シルマリルの物語)とその世界、人物についての萌え語りブログです。原作や映画の感想の他、二次創作的妄想な話題を含む予定。

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スクリプトとか書籍とか

STAR WARS関連の書籍としては今の所、『レイのサバイバル日記』日本語版と『フォースの覚醒前夜』日本語版、THE FORCE AWAKENS映画準拠のジュニアノベルを持っています。初心者ですし乏しい知識と語学力の範囲で読んでいますがとにかくレイフィン中心に見てしまいます。
それから、参考にしているのはネット上で見たTHE FORCE AWAKENSのスクリプト。
スクリプトについてはどの程度話題に出していいのか分からないのですが、でも公にネットに上がっているみたいですし……。
以下ネタバレ。

『フォースの覚醒前夜』
ポー・レイ・フィンそれぞれの前日談。これはどの程度公式だと思っていいのかな。ポーの話は新共和国の軍人だった彼がレジスタンス入りする話。レイアの存在感に感銘を受けているような様子です。ポーの両親との思い出話もありますね。最後はルークへと至る手がかりを探すため、ロア・サン・テッカの所に向かう場面で終わっています。作中では新共和国の、ファースト・オーダーに対して及び腰な様子と共和国を裏切りファースト・オーダーと内通する元老院議員も出てきます。新共和国とファースト・オーダーは表向きは平和的に共存していたみたいですね。でもそれだけに映画で共和国の首都を突然潰してしまってこれからどうするんだろうと思いました。
レイの話はジャクーでスカベンジャー(ゴミ漁り)をする中で起きた、ある出来事に関する話。レイと同年代のデビという少女と、その仲間のストランクという男キャラが出てきます。ここでレイは二人と一旦上手くいくかのように思えたのですが結局は……という事で、ジャクーのあの環境において彼女は友達を作る事も難しかった事がよーく分かりました。彼女にとって、"friend"という言葉に籠められた意味はきっと我々が想像するよりもはるかに重いのだと思います。
最後はフィンがまだFN-2187と呼ばれていた頃の話。彼は相当優秀だったようです。優秀だが仲間を大切にし過ぎて周りのトルーパー候補生達と価値観が違う彼。同僚で、あまり優秀ではないFN-2003ことスリップには同族意識を覚えていたのですが終盤労働者の惑星に行った時の結果によってそのスリップとも隔絶を感じてしまいます。
読んでいてレイとデビ、FN-2187とスリップの関係はパラレルになっていたのかなと思いました。そしてレイとフィン二人ともシミュレーターに没頭する場面があります。それまでの人生において親しい友達が作れず周りから孤立していたのは二人とも同じですね。ポーの話では彼は信頼できる仲間がいて一緒に戦っているので、やはりレイとフィンだけ違うな、と。


『レイのサバイバル日記』
レイが過ごした惑星ジャクーでの日々について、イラストや仕掛けを使って日記調に描いた本、というところです。ジャクーでのゴミ漁り(スカベンジャー)の仕事や、ジャクーの土地やそこに住む種族について、レイの視点から説明されています。
冒頭のレイの家にある人形はレイが自分で作ったらしいです。ヘルメットの持ち主は反乱軍パイロットのラエ隊長。
デビとストランクの名前も出てきます。ペテン師呼ばわり。
この本の中で気になるのはアンカー・プラット(レイ達はブローブ魚と呼んでいる)に対する比重がかなり大きいところですね。彼はジャクーの経済を独占しているそうですが、レイの事はかなり特別扱いしているもよう。それは彼女がゴミ漁りや機械いじりの能力に長けているからなのでしょうが果たしてそれだけなのか。彼はレイの出自について何か知っていて、理由があって彼女を守っているんじゃないか……そんな気もします。それこそハリー・ポッターのダーズリー家のように。アンカーは必ずしも『良い人』ではないかもしれないが意外と重要人物ではあるのかもしれない。
映画の最初の場面で出てきたロア・サン・テッカのいた村は、聖なる村と呼ばれているそうですね。
終わりの方に少しだけフィンやハン・ソロ、チューバッカ達も出てきます。最後はタコダナに向かうところで終わっています。タコダナについてレイは「夢見た星とそっくり」と書いていますがこれって実際には子供の頃に見ていて忘れているのかな?と思いました。



THE FORCE AWAKENS映画準拠のジュニアノベル。
英語版。早く邦訳出ないかな……。基本的には映画準拠ですが、ジャクーに漂着した後フィンと離れ離れになったポーの行動など、映画に無い場面もあります。
この小説では結構キャラの心理描写が多いですね。印象に残ったのはハン・ソロの死の後のチューバッカがカイロ・レンに復讐しても虚しいだけだと考え、レイとフィンを助ける事を優先しようと考える場面です。
それから、カイロ・レンの心理描写も結構あります。レイとの戦いに負けた後、彼女は自分を殺せたのに殺さなかった、情けをかけたに違いないと考えていたり。小説の描写を見る限り、彼が過去にレイと会っていたという可能性は低いと思うんですけどね。もし会っていたとしてもカイロ・レン自身も覚えていないと思います。とは言え小説はあくまで作者の個人的な解釈だと言われてしまえば何とも言えないのですが。
終盤、昏睡状態になったフィンについては医者はいずれよくなると言ったが、しかしもう何日もそのままの状態が続いているらしいとか。ルークを探しに出発する前のレイは彼のところに来て何時間も座っていたと書いてあります。キスについては"kissed him."だけで場所は書いていません。"my friend"の台詞は映画同様にありますが。旅立つ前のレイと、レイアとの間に少し会話があります。新しいジャケットを着たレイに対してレイアは「私はあなたがそうしているのを見ると誇りに思う。あなたは私達の息子の運命を共有しないでしょうね」というふうに言い、レイは「私達がやろうとしている事は正しいって分かる。これがやるべき事なんだって」というふうに答える。

スクリプトについて。
スクリプトには、映画だけでは分からなかったレイ→フィンの記述が結構あるのでお勧めです。
ジャクーでフィンと初めて出会い、倒れたフィンから"Are you okay?"と訊かれた時のレイの心情"And that very question touches her -- having never in herlife been asked it."
マズの館でフィンが行ってしまった時のレイ"Rey looks at him, crushed. With quiet resignation, Reywatches Finn return to the aliens..."かなりショックを受けている事が分かります。
スクリプトでは幼いレイの手を掴んで"Quiet, girl!"と言っているのはアンカー・プラットである事も分かります。("The ship flies towards the desert sun, which is strangelyeclipsed"という記述があるのもちょっと気になる)
スターキラー基地でフィン達と再会した場面のレイ"She is speechless -- this is all she's ever wanted anyone to do."去って行ったフィンが自分を助けるために来てくれた事が本当に嬉しかっただろう事がよーく分かります。
カイロ・レンが父を刺した場面の"And just then, theLAST BEAM OF SUNLIGHT streaming through the open hatchVANISHES."という記述。よく言われているように、太陽の欠ける様子は彼の心理状態の暗喩なのでしょうか。
カイロ・レンとの戦いに勝利した後フィンの元に駆け寄ったレイの心理描写"Tears come to her eyes as she lifts him, holds his lifelessbody in her arms. Snow flurries around them as she cries,holding this boy who she just met, who she already adores."出会って間もないけれど、フィンを深く想っている事が感じられる文章です。チューイが来なかったら、あのままフィンと共に死んでもいいくらいに思っていたかのように。
昏睡状態のフィンの額にキスするレイの場面は"She kisses him and says, quietly,despite her fear:"キスする場所は書いていないんですね。
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